美容室・サロンのKPI一覧

リピート率、来店サイクル、指名率。安定経営のためのファン作り指標ガイド。

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リピート戦略の指標(定着率・サイクル)

サロンビジネスは「バケツの穴(失客)」を塞ぐことが最優先です。新規集客よりもリピート対策にコストをかけるべきです。

1. 新規リピート率

初めて来店したお客様が、2回目に来店した割合。
新規リピート率 = 2回目来店客数 ÷ 新規客数
※一般的に30%〜40%が平均と言われています。ここが低い場合、初回のカウンセリングや技術に問題がある可能性があります。

2. 既存リピート率

2回以上来店しているお客様が、継続して来店している割合。
※こちらは70%〜80%を目指すべきです。

3. 来店サイクル

お客様が前回から今回までにかかった日数。
この日数を短くすることで、年間の来店回数が増え、売上がアップします。
(例:サイクルを90日から60日に短縮できれば、年4回→年6回になり、売上は1.5倍になります)

スタッフ評価の指標(指名率・生産性)

技術者のスキルと人気度を測るための指標です。

1. 指名率

担当したお客様のうち、指名料を払って(または指名して)くれた割合。
指名率(%) = 指名客数 ÷ 総担当客数 × 100
※スタイリストの「ファン化」度合いを示します。

2. 人時生産性

スタッフ1人が1時間あたりいくら売り上げたか。
人時生産性 = 総売上 ÷ スタッフ総労働時間
※5,000円〜6,000円が合格ラインの目安です。

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収益アップの指標(店販比率・VIP比率)

技術売上(施術代)以外の収益源を確保することが、利益率向上の鍵です。

1. 店販比率

総売上に占める、シャンプーやトリートメントなどの物販売上の割合。
店販比率(%) = 店販売上 ÷ 総売上 × 100
※店販商品は技術時間を伴わないため、生産性を大きく引き上げます。10%以上を目指しましょう。

2. VIP客比率

年間利用額が一定以上(例:年間10万円以上)の上位顧客の割合。
パレートの法則により、売上の8割は2割の優良顧客によって作られています。

失客を防ぐためのアクション

  • 次回予約の徹底:お会計時に次回の予約を取ってもらう(次回予約率の向上)。これが来店サイクル短縮の最強の施策です。
  • サンキューメール/LINE:来店翌日、1週間後(手入れ確認)、2ヶ月後(そろそろ切り時)など、タイミングに合わせたフォローを行う。
  • 技術保証制度の周知:もし気に入らなかった場合のお直し無料を伝えることで、不満によるサイレント失客を防ぐ。

リピート率からLTVを計算

平均単価と来店頻度、リピート継続期間から、お客様一人が生涯で落としてくれる金額(LTV)を計算してみましょう。

LTV計算ツールを使う