飲食店の重要KPI一覧

FLコスト、回転率、客単価。利益体質な店舗を作るための必須指標。

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売上の公式(客数 × 客単価)の分解

飲食店の売上は、シンプルに「客数」と「客単価」の掛け算です。
売上が落ちた時は、どちらが原因なのかを突き止める必要があります。

1. 客数(新規客+リピーター)

さらに「平日/休日」「ランチ/ディナー」で分解します。
※天候による変動も加味して分析することが重要です。

2. 客単価

客単価 = 売上 ÷ 客数
※客単価を上げるには、メイン料理だけでなく「もう一品(サイドメニュー)」や「ドリンクのおかわり」を勧めるクロスセルが有効です。

利益のKPI:FLコスト(原価・人件費)

飲食店経営で最も重要なコスト管理指標です。
FLコスト = Food(材料費) + Labor(人件費)

1. FL比率

売上に対するFLコストの割合。
FL比率(%) = (材料費 + 人件費) ÷ 売上 × 100
※一般的に「60%以下」に抑えるのが適正ラインです。65%を超えると赤字のリスクが高まります。

2. 原価率(F比率)

原価率は30%が目安と言われますが、看板メニュー(集客商品)は原価をかけて満足度を高め、サイドメニューやドリンクで利益を確保する「メリハリ」が重要です。

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効率のKPI:回転率・坪売上

限られた店舗スペースで、いかに効率よく稼ぐかを見る指標です。

1. 回転率

1つの席に、1日何人座ったか。
回転率(回) = 1日の客数 ÷ 客席数
※ラーメン店などの薄利多売モデルでは回転率が命です。提供スピードを上げたり、オペレーションを簡略化して改善します。

2. 坪売上

坪売上 = 月間売上 ÷ 店舗面積(坪)
※家賃の目安は「売上の10%以内」と言われるため、坪売上から逆算して適正家賃かどうかを判断します。

QSC(品質・サービス・清潔さ)の数値化

定性的な「お店の良さ」も、KPIとして計測可能です。

  • Quality(料理の品質):食べ残し率(残菜率)を計測する。
  • Service(接客):覆面調査(ミステリーショッパー)のスコアや、Googleマップの口コミ評価点。
  • Cleanliness(清潔さ):清掃チェックリストの実施率。

FLコストをシミュレーション

現在の売上と原価、人件費を入力して、FL比率が適正範囲(60%以下)に収まっているか診断してみましょう。

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