物流・運送のKPI一覧

積載率、配送コスト、誤出荷率など、物流品質と効率を最適化する指標ガイド。

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輸配送の効率化指標(積載率・実車率)

トラックの「空気を運んでいる状態」を減らし、収益性を高めるための指標です。

1. 積載率

トラックの最大積載量に対して、どれだけ荷物を積めているか。
積載率(%) = 積載重量 ÷ 最大積載量 × 100
※一般的に40%〜50%程度と言われており、これをいかに上げるかが課題です。

2. 実車率

全走行距離のうち、実際に荷物を積んで走った距離の割合。
実車率(%) = 実車走行距離 ÷ 全走行距離 × 100
※帰りの便(復路)で荷物がなく空車で走ると、この数値が下がります。求荷求車システムの活用などで改善を図ります。

倉庫作業の品質指標(誤出荷率・保管効率)

物流センター(倉庫)内のオペレーション品質を測る指標です。

1. 誤出荷率(PPM)

出荷ミスが発生した割合。通常はPPM(Parts Per Million:100万分の1)で管理されます。
誤出荷率 = 誤出荷件数 ÷ 総出荷件数 × 1,000,000
※バーコード検品やWMS(倉庫管理システム)の導入で、限りなくゼロに近づけることが目標です。

2. 棚卸差異率

帳簿上の在庫数と、実際の在庫数(実棚)のズレ。
差異率 = (実在庫数 - 帳簿在庫数) ÷ 帳簿在庫数

3. 庫内作業生産性

作業員1人あたり、1時間でどれだけ処理できたか。
1人時生産性 = 処理ケース数 ÷ 総労働時間

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コスト管理の指標(売上高物流コスト比率)

企業の売上に対して、物流コストがどれくらいの割合を占めているか。
日本ロジスティクスシステム協会の調査によると、全業種平均で5〜6%程度とされています。

【物流コストの内訳】

  • 輸送費(トラック、燃料代)
  • 保管費(倉庫賃料)
  • 荷役費(入出庫作業の人件費)
  • 物流管理費(システム代など)

2024年問題と労働時間の管理

働き方改革関連法により、ドライバーの時間外労働に上限規制(年960時間)が適用される「2024年問題」。これに対応するため、以下のKPIが重要視されています。

待機時間

荷主の都合(荷物が準備できていない、バースが空いていない)でドライバーが待たされている時間。
これを削減するために、「バース予約システム」の導入が進んでいます。

付帯作業時間

本来の運転業務以外の作業(手積み・手降ろし、棚入れなど)にかかる時間。
パレット輸送の推進などで、この時間を短縮し、ドライバーの負担を軽減する必要があります。

在庫回転率をチェック

商品がどれくらいの速さで売れているか(在庫の鮮度)を計算し、保管コストの適正化に役立てましょう。

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