UX (User Experience)
製品やサービスを通じてユーザーが得られる「体験」そのもの
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UXとは? UIとの関係性
UX(User Experience:ユーザーエクスペリエンス)とは、ユーザーが製品やサービスを利用したときに感じる「使いやすい」「楽しい」「心地よい」といった体験や感情の総称です。
よく比較されるUI(ユーザーインターフェース)との関係は、「コーヒーショップ」で例えるとわかりやすいでしょう。
- ☕ UI(接点)
カップのデザイン、メニュー表の見やすさ、椅子の座り心地。
→ 「目に見えるモノ」 - 😌 UX(体験)
「店員さんの笑顔が素敵だった」「リラックスして過ごせた」「コーヒーが美味しかった」という感想。
→ 「利用して得られたコト(価値)」
良いUXの7つの要素(UXハニカム)
情報アーキテクチャの専門家ピーター・モービル氏は、優れたUXには以下の7つの要素が必要だと提唱しています(UXハニカム)。
- Useful(役に立つ):ユーザーのニーズを満たしているか?
- Usable(使いやすい):ストレスなく操作できるか?
- Desirable(好ましい):感情に訴える魅力があるか?
- Findable(探しやすい):欲しい情報にすぐ辿り着けるか?
- Accessible(アクセスしやすい):誰でも(高齢者や障害者も)使えるか?
- Credible(信頼できる):運営元や情報は信用できるか?
- Valuable(価値がある):投資(時間やお金)に見合う価値があるか?
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なぜ機能ではなく「体験」なのか?
現代は技術の進歩により、機能面での差別化が難しくなっています(コモディティ化)。
「機能が良いから買う」時代から、「体験が良いから使い続ける」時代へと変化しました。
優れたUXは、ユーザーのロイヤルティ(忠誠心)を高め、LTV(顧客生涯価値)の向上や、解約率(Churn Rate)の低下に直結します。
ビジネスの持続的な成長には、UXへの投資が不可欠です。
UXデザインのプロセス
UXを改善するには、ユーザーの視点に立つことが全てです。
1. ペルソナ設定
「どんな人が使うのか?」という架空のユーザー像(ペルソナ)を具体的に設定し、チーム内で共有します。
2. カスタマージャーニーマップ
ユーザーが認知してから購入、利用に至るまでの行動と感情の動きを時系列で可視化し、ボトルネック(不満を感じる箇所)を見つけます。
3. ユーザーテスト
実際にユーザーに製品を使ってもらい、観察します。作り手が気づかない「使いにくさ」を発見する最も有効な手段です。